祭すとかっと2

音楽,演劇,テクノロジー.Tipsとアイデア.

never young beach「tropicaria vol.2」@WWW X を観た。

初ネバヤン、初WWW X。
流石のノリに乗ってるバンドのライブだ。
演奏にも勢いがあるし、観客の熱量も高い。
安部君率いるメンバーの雰囲気もみていて気持ちがいい。まっちゃんの佇まいが素敵。
とてもゴキゲンないいライブでした。
まだまだどんどん売れるな〜売れろ!
「どうでもいいけど」「あまり行かない喫茶店で」「明るい未来」と次々名曲が生まれてゆくの奇跡的だ。
ちなみにおれは「chill morning」がむちゃむちゃ好き。
これから先ネバヤン聞くと今年の初夏を思い出すのだろうな。

初WWW X!
WWWより観やすい!良い!
キセルもゆったりしてて良かった。オールナイト野外フェスの深夜に聞きたい。
そしていにおの新刊デデデデはやはり最高なのでした。

月刊根本宗子「夢と希望の先」を観た。

☆4!
途切れない小ネタと展開で130分飽きずに観れた。
間違いなくこの方向性の一つの完成系だ。
だが申し訳ないが作品のこの方向で出せる最高点は星4なのだ。
ねもしゅーレベルになると浅野いにおがフライヤーを描くようになる。
f:id:gochisoukedoru:20160930015240j:plain
女の子とクズ男の話。女の子はみんなクズ男が大好き。それとも世の中にクズ男が多すぎるのか?
ほぼ同じ舞台が並んでいて同じ場所の違う時間軸の話が同時に展開されている。
方向性としては劇団献身の奥村さんの芝居に近い。あれの女子版という感じ。終わり方がわー!ってなるとことか。舞台同士の境目が希薄になるところとか。奥村さんの「俺は大器晩成」めちゃめちゃ好きだったな。

キャストが良かった。BiSの人とか。ほぼNEW GAME!のねねっちみたいなしゃべり方で萌えた。よくエビ反りジャンプしてる人間とは思えない。
ダメ男(昔)もわかるわかるわかるという感じ。急で入ったとは思えないはまり役。
親友メガネは昔も今もよかった。昔の方玉田企画出てた...?と思った。出てた。玉田企画早く次作やってくれ。

ひとつだけあるとすればラストは妄想だと言及する必要がなかったのではないか。
超常的な力による現実のリライト(もしくは超現実化)という展開にした方が個人的には好みだったかな。

でも女の人ってこういう芝居書きがちだよね...突き動かす何かがあるんだろうな知らんけど
ロ字ックもこの方向性な気がする。
でもねもしゅーはもうちょっと痛くなくてそれが良かったかもしれない個人的には。
もうどうにもなんない終わりだ...ではなく、どうにでもなるのだ。そして友情は永久不滅だ。恋愛が絶対最強なのと同じくらいに。
やっぱりすこし、おとぎ話×ねもしゅー逃したのが悔やまれる。

イノウ活休紛らわしに当日券とっていった。ついでにロロもとった。どちらも高い。
浅野いにおは明日デデデデの新刊が出るらしいので大変楽しみ。
ずれるが、あらゐけいいちの新作CITY第一話は完璧でした。

group_inou活動休止

なんなんだいったい、、、

ゲボゲボである。ゲボゲボ。アイドント大丈夫だよ全く

休止とかそういうのしなそうだから油断していた

あぁ なんだかなぁ 夜中に一人になって暗くなる 影がデカくおぶさり 後頭部を削り 三日月 ぽっかり空いた穴は鎮まらず 

ただただむやみに楽しみにしていたWWW2DAYSに違う意味がついてしまった悲しい

まあ休止だからね、、1年くらいでしれっと戻ってくること頼むよ、、ホント、、、

踊ってばかりの国からは林抜けるし何だ今日は厄日か

林氏のナルシストっぽいギターの弾き方めちゃ好きだったのに

ただ明日はあらゐけいいちの新作CITYの発表日だ

終わるものあればはじまるものあり

形あるから成り立ち 破壊は再生 静かな夕立 おちおち寝てられない

それにしても、、困るなあ、、、

モールル的な短いやつであってくれ

「たまこラブストーリー」を観た。

気になっていたがようやく。
純粋に告白が行われたあとの物語をアニメーションで描かれることがあまりないので瑞々しい。(中二病もそういえばそうだった)
そして告白が行われたあとのたまこの描写が素晴らしい。ずぶ濡れになりながら走って家に帰るシーン。すべてがふわふわする感覚。
恋の強度みたいなものが表されていた。恋は絶対最強。
その一方でじたばたするもち蔵。甘いあるあるで物語が進んでいく。
脇役も魅力的。双方の親友たち。みどりちゃんは一挙一頭足がすべて可愛いし、無気力お茶らけ系かんなちゃんの尊さ。♡家たてて♡メール受信したすぎる。(建てる)
男子映画部のシーンはなんとなくサマータイムマシンブルースを思い出した。
耳が悪いので最後のたまこの告白一度目なにいってるのかわからなかったのもったいなかったけども。

たまこまーけっとはAパートで切ったクチだけど、楽しめた。そしてあらためてたまこま1話見ようとしたけどやっぱりわけわかんない鳥が無理すぎてオープニングでNGだった。

それにしても、たまこと唯ちゃんを殴り合わせたい。

Microsoftなんとかしろ

だれかWindows10のWindows Updateを殺してくれ
Win10がWin7より使いにくいかそうでもないかなんてどうでもいい
このアップデートの仕様があるだけでクソOSなんだよ!!
なんでいきなりダウンロードし始めるんだ帯域を圧迫するな設定も不可とはおれに決めさせろ頃すぞ
いままで考えたこともなかったMacBookへの乗り換えを真剣に検討し始めている

「シン・ゴジラ」を観た

結局さ、ポケモンGOシン・ゴジラも(なんならオリンピックも天皇陛下のお言葉も)同じなんだよな。

その作品の内容の良し悪しが問題なのではなく、「語るに値する」作品であることが重要なのだ。

その語るに値する作品を同時代に語ることをひとはお祭りと呼ぶのだ。

今風の言葉で言うのならば、「乗るしかない、このビッグウェーブに」というところ。

きっとめぞん一刻が連載されていた時もそうだっただろうし、ビートルズあさま山荘事件もそうだっただろうし、かつてのそして4年後の東京オリンピックもそうだ(った)ろうし、そしてもちろんはじめのゴジラという作品がこの世に産み落とされた時もそうだったのだろう。

後世に残るのは作品の良し悪しだが、それを摂取し共有できるいまという瞬間には間違いなく魔法がこもっている。

と、シン・ゴジラを観にいったおれは思ったのだった。

 

あともうひとつ。

これが東京だ、とも思った。

きっと関西にいた頃のおれが観ると満足度はまた違っていただろう。

知っている場所が今そのままの形で蹂躙されていく姿はまさしく拡張現実であった。

きっとNYのひとたちはハリウッド映画を観て同じような気分になるのだろうし、それが邦画で体験できることが感慨深い。

そして、これが地域格差のひとつの顕れでもある。

ゴジラは高知には上陸しないのだ。おそらく。

「人類が知っていることすべての短い歴史」を読んだ

宇宙、地球、生命、人類について述べた本。

いろいろなことが明らかになるまでの道のりをストーリー仕立てに読みやすく興味深く描いている。

特に宇宙、地球の章が面白かった。

ほとんどの発見は1800年以降に行われていることが興味深い。そしてアインシュタインは本当の意味で天才だ。

わたしたちはまだなにも知らないということを再認識させてくれる。

 

こういう本を読むたびに思うことがあって、それはわたしたちの歴史がほんとうの意味で始まったのは中世以降、ルネッサンスからだということだ。

それまでの文明はあまりわたしたちが石器時代について述べるのと変わらないのではないかという感じがする。

そういう意味で古代ギリシャはとてつもない時代だった。もし古代ギリシャのまま進み、キリストが生まれなければ今私達の文明は西ローマ帝国が滅びる400年から1400年までシームレスにつながり1000年前倒しに発展していたのでないかとすら思ってしまう。

キリストは「愛」という思想を発明したが、その思想は悪用され1000年間文明を停滞させてしまった。

私たちの文明はまだはじまったばかりだ。