祭すとかっと2

音楽,演劇,テクノロジー.Tipsとアイデア.

「ズートピア」を観た

絶賛されているほどではなかった。
とにもかくにも主人公のウサギがウザすぎる。あれがキャリアウーマンの理想像なのか??喰われて欲しかったけども。
話の展開も綺麗に伏線を全て回収するディズニーピクサーの作り方そのまんま。別に悪いとは言わないがきっちりしすぎているという印象を受ける。遊び(ブレ)がない。
そして扱っているテーマも「差別」という深いようでクソ浅いテーマ。百周回って差別か。ミンナ仲良ク!
すごく教科書みたいな作品だった。全体的に。
脇役のキツネのキャラ、というか声は結構好きだったな。
あとナマケモノのシーンは良かった。緩急は少し新しい。

まあたしかにイノウのキャッチのPVと似てるといえば似てるけど、キャッチの方がずっといい。

group_inou「THINKER」@キネマ倶楽部 にいった

初のキネマ倶楽部。一度踊ってを焦がした約束の地。しゃれおつ。舞台上の考える人もしゃれおつ。

しかしあまり体調が振るわず。無念。

なんとなくこのあいだのピープルとのツーマンの方が楽しかったなあ。

そういえばDAYのリリースツアーのときも同じような感想を抱いたのを思い出した。

そしてたしか次のライブで死ぬほど楽しいってなった記憶。

inouの問題というよりはこちら側の問題のような感じがしますが。

だがそれにしてもMONKEYは震えたけれども。好き。

しかし思い出してもBLUEとかCATCHとか楽しみにしてたのに楽しめなかったの悲しい。

あとおれはBPAが聞きてえよ。

再戦を誓う。


ズートピアがほぼほぼCATCHのPV説むちゃくちゃ笑った。

ズートピア観たい。観よう。

group_inou / CATCH - YouTube

People In The Box「Renaissance」@渋谷クアトロ に行った

子供たちをやったので神でした。@総括

ラブリータブース発売から早5年目。足繁く通ってようやく聞けたぜ逆さのベーゼンドルファー

手紙も素晴らしかった。夏が来るね!緑の夏が!

というか今回のセトリ固定して年1でやってくれ頼む。

 

次はJukeboxか!4か月連続いけるかな!行けそうだな!

サイレンやってほしいけど途中経過で入っていなかった。みんな好きじゃないのかよサイレン。おれは好きだ。

まあでも6月に6月の空を照らすは聞きたいよね。あと6月だけど八月はいつも聞きたいよね。

 

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「ちはやふる 下の句」を観た

上の句の4倍おもしろい映画でした。

上の句は下の句のためにあったのだ。

まあきっとおれが天才が天才でいられない話というのが結構好きだからという説はありますが。

天才無双好きには物足りないのかも。たしかにちはやちゃん一回も勝ってないよ!?と言われたらそうだったかとなる。

しかしそんな広瀬すずの魅力を上書きして有り余る松岡茉優である。というかこれはもはや松岡茉優の記録映画。可愛すぎる。すばらしい。蹴られたい。

 

鑑賞後に話した内容では、上の句は視覚効果をうまく使っていてそれが面白かったという話であった。

でもおれが思うにおそらく監督は下の句の天才が天才でいられないエピソードをこそ書きたくて、そのための前座として上の句を作ったのだ。

そしてその上の句で離れさせないための技として視覚効果をうまく使ったのだと思う。

技術の上の句とストーリーの下の句。

論理的でなかなかよろしいのではないでしょうか。


こういう作品でありがちなのは仲間を思う主人公は正しい、という構図だ。

千早は新のために新のためにと言葉を重ねる。

そして孤立していく。

通常ならば周りは主人公を正しいと認め(折れ)、協力した結果、なんやかんやあって新君が転校してきてかるた部に入り、過去の最高タッグ誕生イェーイ!という展開になるものだが、そうはならず、主人公側が折れて頭を下げるという展開が新しかった。

これは原作の良さなのかもしれないけど。

仲間を思っているはずのやつが周りが見えていないという入れ子構造、なかなかおもしろい題材だ。そしてそれを綺麗に見せ切っていると感じた。

 あとなんだかんだで肉まん君が最強だよね。良改変でしょう。最強の脇役だ。

なんとかちゃんも全後編見てたらちはやちゃんよりかわいく見えてきてなるほどなるほど、と思った。


あと太一君ヘリーハンセンとか金もってんなー。とそういう設定だったかそういえば。新君のバッグはウィルダネスであった。

「ちはやふる 上の句」を観た

おもしろい、が普通。そつのない映画。
タイムラインで絶賛されていたので観にいったが、みたい!☆4、みてきた☆3.5という感じだ。こりっちあるあるだね。
なんとなくなんとなくだけど間延びしている気がするんだよな。
最初の方もっとサクサクやって後の方もっとたっぷりやればという気がしなくもない。
が、いい意味でも悪い意味でも失敗はしない作品なので、お勧めしないという話ではない。
逆にいうとこれが絶賛される世界というのは悲しい世界である気がするけど。
一番鳥肌立った瞬間は、ラストの映画音質のPerfumeでした。

「劇場版 響け!ユーフォニアム」を観た

やはりよい。
この作品には等身大の青春がつまっている。
おれが観たいのは女子高生の(つくられた)百合的「日常」なのではなくただの日常なのだと思う。

高坂さんの可愛さは彼女の強靭な意思から滲み出るものだ。
特別になりたい、自分は特別だと思っている人間ではなく本物の特別になってやる、という言葉は正しく美しい。
そして久美子は気だるげな日常会話が素晴らしい。

それにしても女子高生の日常を大量のオタクと一緒に観るのはかなり異様な光景だった。

「おとぎ話x踊ってばかりの国」@渋谷WWW に行った

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最っ高!スーパーハッピーでピースフルなライブだった。

こんな多幸感に溢れたライブそうそうない。

 

踊ってばかりの国は前ドラムの佐藤さんラストだった全感覚祭ぶり。坂本さん編成は初見だったけれど、米騒動好きだったのでそんなに心配などはしていなかった。

それにしても下津は本当に楽しそうに歌う。やっぱり楽しいという気持ちは伝染するよな。楽しい人と一緒に楽しい音楽聞いてればそりゃどんどん楽しくなる。

踊ってのライブはいつ行っても最高なのはやっぱり人も音楽も雰囲気も底抜けにハッピーだからなんだろうな。酒もあるし。

途中でふと確信したことがあって、それはやはり下津はロックスターだということだった。

この時代がロックスターを求めているかどうかは知らないけれど。間違いなく下津はロックスターだ。

スターはエゴイスティックなものだし、そして音楽の本当に面白いところは音楽の良さと信条はリンクしないというところだと思う。(僕は下津のTwitterは圧倒的に合わなかった)

関係ないけれどギターの林君も弾き方とか相当ナルシストっぽいけどめちゃくちゃ好みな感じの雰囲気だ。ベースは踊っての良心。ドラムはオシャレ。

 

おとぎ話ははじめて。というかカルチャークラブでぶち殺されたのでそれまで名前くらいしか知らなかった。

有馬さんは下津と違ってロックスターという感じではなくて、それこそ男の子だな、と思った。まあここらへんは似たようなことを彼らもインタビューで語ってたし、やっぱりそういう内面なんだろう。ねもしゅーのおとぎ話観に行かなかったことを後悔し続ける。

そして驚いたのはドラムが超パワフルでかっこいい!理系メガネって感じなのに!

カルチャークラブ主軸でとてもありがたかった。「少年」は本当に良い曲だな。そしてそれを横で酒飲みながら聞いてる踊ってメンバーという光景最高すぎだった。

あとやっぱりおとぎ話は少年って感じなんだけれど、それを聞いて体を揺らしてる女の人はつまりほぼ聖母だな、と思った。

 

両バンドとも「世界が見たい」と「COSMOS」というアンセムを持っているの本当に奇跡的なことだよ。

 

そして最後は踊って×おとぎ話8人編成でのセッション!これがもう言葉に出来ないくらい素晴らしかった。これがハッピーだ!って感じ。そして下津はやっぱりお酒がよく似合う。

「唄の命」終わった後、メンバーが「やべえクソ楽しい」って言ってたけど多分それはあの箱の総意だったと思う。

楽しすぎたので本当はこのあとやるという神戸に追っていきたいくらい。

 

ツアー限定コンピも素晴らしい。踊っての「トルコブルー」は勿論だけれど、両方のカバーが原曲の良さを残したまま、きちんと色を出していて、どっちも原曲よりいいんじゃないかという感じだ。

今日は1日中ずっと流している。いい週末だった。