大量の坊主が一つの鐘を撞く(1月1日~1月15日)
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今年もはじまりました.よろしくおねがいします.
今年のゆく年くる年はずっとブリーチみたいな画が続いていた.
大量の坊主が一つの鐘を撞く,零番隊だ.
近くの神社に初詣にいく.
どうせ正月は店が空いておらず生産的活動はハナから期待できないので,家でテレビ観るくらいなら初詣タスク消化したほうが良い.
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正月休みに合わせてN予備校の「プログラミング入門 Webアプリ」コースをやる.情報学科の新入生みたいだ.
それにしてもここまでほんとにJavaScriptとかの知識なしに来たなと思う.
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昨日に続いて箱根駅伝を観る.
家の近くを通るので見に行く.かっこいい.
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「映像研に手を出すな」をみる.
アバンが良すぎる.
風邪を引く.
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出張でラスベガスへ行く.
時差ボケで眠れずにいろいろなことを考える.
これまで選んできた道は間違っていないが,おれにはスキルが伴っていない,と思う.
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CESをみる.
まじでMaaSしかねえ.
Googleは先を行き過ぎてよくわからなかった.大量に人を雇って適当なことをしている.
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BBHFのサポートに元Galileo Galileiの岩井郁人が参加しているのを知り,喜ぶ.
岩井はガリガリの名作Portal後に抜けて,FOLKSというバンドをやっていたのだけれど去年活休したみたいだ.
Portalの雰囲気かなり好きなので,BBHFに岩井郁人成分が付与されるのはかなり楽しみ.
BBHF,新しい人が入ったり,昔の人が入ったりしてどんどん強くなっていくの,ジャンプみたいだ.
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シルク・ド・ソレイユの"O"を観る.めちゃくちゃおもしろくて驚く.
マジですげえ人たちのマジですごいエンターテインメントだ.
ストーリーはよくわからなかったが,台詞があるわけではないので周りで見ている外国人と受け取る情報量は一緒だろうなと感じるので特に不満なし.
舞台がどんどん変形するのがすごくてずっと感心していた.
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帰国.
半地下の家族を見る.
おもしろかったけど,わたしのための物語ではなかった.
それにしても役者の演技がめちゃくちゃうまい.
友人と,おそらく韓国は芝居へのリテラシーが高いのだろうという話をする.
韓国の友人が,韓国では芝居を見に行くハードルがとても低くて,高校生カップルが日本で映画見に行く感覚で芝居を見に行くと行っていたのを思い出す.
履修登録してムサビから教科書届いた
ムサビ通信,はじめての履修登録をしました.
きっちり40単位申請.
超吟味しただけあって我ながら完璧な布陣だ,全部おもしろそう.
大学時代とは違い,1単位何円かきっちり重みを持って想像できるのでシラバスを見るやる気が違う.
とはいえ,3年次編入なので1年次から通うのに比べたらだいぶイージーモードかもしれぬ.しかも秋編入だし.
秋編入,1年次がお値段一緒で1年半分通えるのでおとくかもです,おすすめです.
そして教科書が届きました.
あがるわぁ...
映像メディア表現楽しみ.
グラフィックデザイン基礎が鬼門かも.
情報システムはさくっと取れると信じてる.仮にもプログラミングやっとるし.
デジタルファブリケーションもArduino持ってるし行けるやろという思いだが果たして.
ムサビに通おうと思った理由,もちろんひとつは技術の体系的な習得なのだけれど,もうひとつに人脈というか人と知り合う,というのがある.スクーリング楽しみだ.
来年にスクーリング始まるまではとりあえず現代芸術論を手始めにやっていく感じかな.
みなさん,やっていきましょう.
理系院卒ですが、武蔵野美術大学の通信課程に入学しました
武蔵野美術大学造形学部通信教育課程デザインシステムコースの3年次に編入学しました。
私は現在27歳です。理系大学院を卒業したのち、企業で研究職をしています。(ドローンを飛ばしたりしています)
一方で、学生時代から演劇を行っており、現在でも友人と現ア集という団体を立ち上げ、活動しています。
「普通に生活していてみれない世界を実在させる」ことを目標として演劇製作を行っていて、脚本ではなく舞台美術から考え始めるという作り方をしています。
過去、「なにをしても達磨が出てくる銭湯」や「ゆで卵製造機が設置済みの1LDK」、「常に移動している町工場」などが舞台の作品をつくってきました。
これまで研究活動と演劇活動は全く別の活動として並行にやってきました。しかし、近ごろテクノロジーをアートに組み込むと全くみたことのないおもしろいものができるのではないかと考えるようになりました。
先日上演した「パラボラ」はこのコンセプトのもと、神社を舞台にルンバ等の様々なテクノロジーを駆使してつくったものです。
このような思考の変遷を経て、これまでは技術の立場からアートを考えてきましたが、アートの立場から技術を体系的に考えてみたい、と思うようになりました。
武蔵野美術大学通信課程のデザインシステムコースは「テクノロジーと表現を融合した新しいデザインの方法論を確立する」というコンセプトの学科です。
考えていたことにまさにマッチした内容だったため、入学することを決意しました。
これからこのブログを通学の備忘録として、また思考の整理先として利用していこうと思います。
以上、やっていきましょう。よろしくお願いいたします。
次の時代もお元気で(4月16日~4月30日)
4/16
3月くらいからずっとおれを苦しめていた国際会議の投稿を無事完了する.自由だ!!ヤァヤァヤァ!そういえばおれはエンタの神様の最後を飾る犬井ヒロシの自由のブルースというネタがめちゃくちゃ好きだった.
犬井ひろしめちゃくちゃ懐かしいw pic.twitter.com/dTQ4T5aM2P
— ジョーブログのジョー (@joeANDdream) 2017年4月12日
Life is freedom! 素晴らしい宣言だ.サバンナ高橋,エンタ芸人なのにちゃんとこの令和の時代でも生き残っていて感服する他ない.ジョーも好きだと言っていて奇遇ですねという思いがあるな.でも自由のブルースの動画がどこにも上がっていないのはやはり彼にとっては黒歴史なんだろうか.
4/17
会議投稿期限が2週間延長されていた.そんなバカな!おれのこの最後の死の2週間はなんだったんだ.
4/18
「楽しくなければテレビじゃない!」っていうフレーズ,めちゃくちゃ好きだ.
4/19
友人と飲む.ついでにふたりでロロ主催のバーイベントに行く.憧れの三浦さんにお会いして次回公演の仮チラシを渡した.そのまま三浦さんとAIやテクノロジーの話などをする.やはりおれは演劇にテクノロジーを持ちこみたい.
アート×テクノロジーといえばteamlabがやはり有名だけど,おれのなかでteamlabはアートではなくデザインであると思っている.デザインの(自分の中での)定義は「なにか課題を解決するための手段」で,アートは「自己発露」だ.違いはアートは主が自分で,どこまでも自己中心的な表現あるのに対し,デザインは別のところにかみさまがいるところだと思っている.teamlabは顧客が明確にいるビジネスとしてやっている以上,アートではなくデザインなのではないか.teamlabのすごいところはデザインよりであろうと,アートをお金に変えようとしたところだ.だが,デザインはコンサルタントと同じレイヤーのはなしなので,ビジネスになりうるが,アートをビジネスにする方法はなかなか難しい.村上隆やSEKAI NO OWARI,劇団☆新感線レベルにならないと成功していると言えないだろう.ましてマス相手にアートをビジネスたりうるにはどうすればいいんだろう.
いまは三浦さんにおすすめされた「人工知能のための哲学塾」を読み勧めている.
4/20
「劇場版 響け!ユーフォニアム」をみる.傑作だ.完璧な入りからのブラスバンド版「これが私の生きる道」!そしておれはなにより黒沢ともよの演技が大好きなんだ.去年のユーフォスピンオフであるところの「リズと青い鳥」が完全に伏線として機能している.リズが静なら今作は動で,互いに生を補完しあっている感じがとても良い.これが高校生のリアルだという気持ちになった.そして,これは演劇だ,とも思う.
去年の春の記憶はリズと青い鳥と密接に結びついており,結果として,春の感じ=girls, dance, staircaseの等式が完成しつつある.
4/21
大学の先輩がAmazonのCMに出ている!とても良い.どんどん出世してほしい.
4/23
横浜美術館の展示を見る.おもしろいと自分が思うもの,普段の生活でもなんとなくは溜まっていくが,具体的な締切が設定されると加速度的に具現化していくのはなんでだろうな,と思う.筍をもらう.Facebookで昔の友人にメッセージを送る.テクノロジーは時間と距離を縮めることに貢献する.
4/25
自分という人格が散らばっているのを感じる.TwitterやInstagram,ブログやリアル.それぞれにいくつかのアカウント,人格があって,自分のそれぞれの部分がそれぞれを使い分けている.基本的に統合の方向に向かうことはなく,エントロピーがそうであるようにどんどん発散していく.いずれおれの人格は空気中に散逸し,誰にも観測されない言葉だけが残るのだろう.
4/26
怒りをフィルタリングしたい,と思う.ひとやキーワードでのミュートの時代はもう終わりだ!これからは感情フィルタリングの時代!
4/27
誘われて,映画「あの日々の話」を観に行く.芝居も初演,再演みているがずっとおもしろい.玉田さんはひととひとの間の空気を切り取るのがとてもうまい.
4/28
次回公演の顔合わせをする.DJについて学ぶ.
4/30
グッバイ平成.次の時代もお元気で.
一千年後もきっとそうだろう(4月1日~4月15日)
取り急ぎ今月前半分.
4/1
「令和」であります.かっこいい.実験室でニュースをでみる.「令和生まれが良かったな」と思ったが,少し経って「まあ平成生まれも悪くないよな」と思った.自分の中に実は平成への思い入れがあったことに驚く.
4/2
GIGAZINEと土地の話から警察について考える.確かに言われてみれば警察は「起きたこと」を対象に動くのであって,「起きるかもしれないこと」については動く組織ではないという発見があった.でもたしかに「起きるかもしれないこと」に動くのは警備や公安の仕事である気がする.
別の話だが,GIGAZINE地上げルポ,いままで一貫して第三者として記事をまとめてきたGIGAZINEがいきなり当事者になった顛末を独特のGIGAZINE文法でまとめているの,さながら異世界転生モノの趣きがある.
4/3
ミツメと集団行動の新譜を聴く.どちらも良い.ミツメの今作のジャケ画は本当にどこを見ればよいのかわからなくて革新的だ.
集団行動は全体的に聴きやすいが,「チグリス・リバー」がむちゃんこに良くて飛び上がってしまった.この方向性で一枚アルバムを作っていただきたい.
4/4
自分の好きな人たちが自分の嫌いな人たちと仲良いことへのもやもやがいつまで経っても慣れない.これは多分一千年後もきっとそうだろう.
4/7
玉田企画「かえるバード」を見に行く.いつもと異なりロケーションが固定されていない芝居で新鮮だった.見終わった後に「愛だ」と思う.そのあと考えたところではおそらく「愛というのは(誰かのことを想うという)基本的に自己中心的な感情でそれを受け取る人がいてはじめて成立するんだな」という感情のあらわれであった.どこにも向かい手のない「愛」の感情が交差していてとてもおもしろい舞台だった.(性的ではないので恋ではない)
アフタートークは「きみの鳥は歌える」の三宅監督.演劇と映画の違い,という話で,「映画は写すものはすべて,見せたいもの」であるので無言の人が立っているという画は非常に意味が出てしまう,演劇はなにげなく人を配置することができるが映画ではできない,という話がおもしろかった.
終演後に玉田さんに次回公演の仮フライヤーを渡す.そのあとタイ料理を食べた.
4/10
Apple Musicを1年使ったのでSpotifyに移行してみる.1年後にどちらを使うか決めるつもり.
4/13
さらざんまい1話.期待通りめちゃくちゃいい.キャッチーでアイコニックでありながら不穏だ.素晴らしく楽しみ.イクニアニメがある春最高.